舞台 東京リベンジャーズ 大千秋楽 感想

舞台 東京リベンジャーズ 通称リベステの千秋楽配信を視聴しました。

最っ高に熱い夏でした!!!!!

ディレイ配信期間が終わって9月になっても、私の頭はまだどこかリベステの世界の中にいて。

どこにこの熱と夏の終わりのリベロスをぶつけたらよいのか分からないので、誰かへの共有も兼ねて数日空き時間に書き殴ってみます。

また、以下の点もご容赦ください。

・諸々の配信期間終了後に書いているのでうろ覚えです。

・ネタバレ過多

俳優界では松田凌くんを推し、作品がドラケン・マイキー推しなので、若干ウエイトが多いかと

・常体語と敬体語混ざりがち

はてなブログあまり詳しくないのでフォント等甘めです。特に違いに意味はありません


では、始めます。


脚本・演出

原作に忠実で要所が残っているからすんなり内容が入ってきました。

後でググッたところ、脚本・演出担当の伊勢直弘さんは「ノラガミ」や「松ステ」も担当しているそう。そりゃあこの安心感な訳だ。

配信後に原作と比べながら見てみると、お子様ランチを食べた後寝ちゃうシーンは顔をこちらに向けて眠ってくれたりと有難い変更が多数。あっくんの自殺シーンやマイキーとドラケンの喧嘩シーンの縦横の箱の使い方が抜群で「えっ大丈夫!?」となりました。

私的には舞台の落ち方の方がアニメには出来ない、人間臭さが出るリアルな落ち方だなと。また、余計に飾らず役者の拳を立たせるセットはストレートプレイ大好き民には堪らない演出でした。

あと少し欲をいうならば、「静」の瞬間が欲しかったかな。例えば、マイキーが武道を殴るフリをする瞬間もBGMが流れっぱで、アニメの予習で無音の一瞬に度肝を抜いた民としては「え、このままいくの?」と思ってしまった。多分時間の都合だと思うけど。(それか、実際に3Dにすると思ったかんじにならなかったか。)


キャスト

発表された時総じてメインが知ってる安心で楽しみなキャスティングという感想だったし、作品の有名度を知った後や鑑賞後も、それは裏切られず。12年後の秋に血のハロウィン編を同じキャストで出来たらめっちゃエモいですよね。続投に期待!!!

特に気になった人を1人ずつ書きたい。全員じゃないれど悪しからず。


木津つばさくん(花垣武道役)

木津くんは短刀、博多藤四郎のイメージがあったので発表時作品を知らなかった私は「どんな主人公?」と思っていたけど、アニメで予習してキャスティングの意味がわかりました。

他の方のレポや稽古場凸のyoutube(https://youtu.be/2vXlHzXncW0)で凌くんが言っていたように誠実な性格は武道に通ずるところがある。千秋楽挨拶の「生きていること、板の上に立ってこうして皆さんと会えることが本当に嬉しいです。」(ニュアンス)と涙ながらに語ってくれた時にはこちらもうるうる。「俺なんか変なこと言ってますかね〜?」は木津くんから出た言葉なのにまんま武道だった。笑

1回目に観た時グッときたのがマイキーとドラケンの喧嘩を止めるシーン。武道のトーマン愛と責務感がガシガシ伝わってきてたまらんかった。

あと、アニメと比べ観した時に演技で特に面白いなって思ったのがマイキーが初登場して自分を名前を名乗るシーン。アニメでは結構小さめの声で怯えながら自分の名前を名乗ってるんだけど、舞台ではその迫り来る怯えを振り払うみたいに「花垣、武道ー!」と叫んでいて、「ほう、これが木津くんの味付け!面白い!」となりました。


松田凌くん(マイキー役)

これは余談ですが、凌くんのインスタでこの発表を知って、最初は全くこの作品を知らなかったので「また有名なキャラを演じるのね。」と思っていたけれど、映画公開と共にその知名度は鰻登りになって「いや、とんでもない役だな。」と、驚きと期待が積もっていきました。

初登場、ひよってるやついる?、2人の喧嘩のシーン。どれもマイキーとドラケンの2人がキレると空気がピリッとなるのが本当にゾクゾクして楽しかった!特に、ひよってるやついる?のシーンは、「キタキタキタキター!」と楽しくなっちゃう。「いねえよなあ?」の圧のかけ方が好き。10回以上はリピったけど、まだ見たい。これはDVDコースかな?笑

ヒナちゃんに注意する時の「無茶はダメ。相手が相手なら、大変なことになっちゃうよ?」と、ぱーちんに言う「だよな。」が甘すぎて死にそう

お子様ランチのシーン、アニメに忠実にほっぺ沢山膨らませてくれて「これぞ可愛いマイキー!」ってキュンとした。

病院の隅で涙するシーン、マジで手の動きがアニメそのままで表情がアレンジされてて感情移入しすぎて数秒で泣きそうだった。


まとめると、凌くんがマイキーをしてくれて本当によかった。これは他の過去作とか一定の技量のある役者さんあるあるなんだけど、細かい部分が整ってるから(ここのシーンは真顔で通すとか)、その佇まいでマイキーとして、そのキャラクターとして板の上にいる存在を認識出来て、「マイキーに似てる」じゃなくて「マイキーだ!マイキーが存在してる神々しい」って毎回新鮮に思えるんだよね。


あと、キャスコハウスの東リべメンバー4人回(配信期間終了してた。永久保存したい。)で、莉太くんや史人くんから「背中で語る」とか、「(ひよってるやついる?のシーンで)オーラにこの人について行こうって心が決まった。」って言ってて「くぅ〜!かっこよ!まんまマイキーやん!!」と感じる。たしか薄ミュの時も広くんから「必死に食らいつく座長の背中を見て」(ニュアンス)って言ってた事思い出して、「命を懸けて」とかのお客さん向けのコメントでの大袈裟な位の本気コメントとのギャップに萌えつつ、背中で語る慣習を持つ圧倒的日本男児の風を感じた。


陳内将さん(ドラケン役)

マイキーの欄で書いたようにピリッとした空気がたまらん!ヒナちゃんの腕掴んだ時の台詞等のドスの効いた声がザ・ヤンキーって感じでゾクゾク、ワクワクした!流石の安定の実力。

あと、ヒナちゃんにする「ごめん!」の困り顔可愛すぎた。そして、クレイジーレインでもこの声に近かったからこれが地声なのかと思ってたけど、YouTubeの凸の動画(リンクは上記)で話してる声が半トーン位高かったので「え!こっちが地声?寄せたの!?」と後からびっくり。加えて、こちらもマイキー同じくディテールが凄い。刺された時にしっかり白目だし、ないはずの自転車の虚像とか担がれた武道が見えたし、バットしっかり投げてるし。バットが軽すぎるとあそこまで飛ばなそうだからまあまあ重量ありそう。あっくんの自殺シーンの舞台稽古で使っていたマット(リンクは上記)を縦に使ったのかな。だとしても凄い演出。あと、同上の動画で凌くんが「お茶飲もうって行ったら出してくれてる。」って言ってたり、Twitter漁ったらアフタートークで凌くんフォロー談が頻出したり「いや、こちらもリアルにドラケンー!」(粗品)になりました。

加えて、youtubeで言ってた「キャッチャー。」ってワードが凄く納得出来た。キャラとしても、マイキーやパーを支えるドラケンとしての深み・包容力があったし、役回りとしても、将さんの一言でシーンをキュッと締めるとか色が変わるシーンがまあまああって、配信後にyoutube見て「そうか。これがキャッチャーか!」ってなんか妙にスッキリした。


ぺーやん ぱーちん

作中とリアルのギャップが凄い。たまに三津谷くんに絡みに行くのが可愛い。後輩のみんなの面倒見てるんだろうなっていうのが雰囲気とかTwitterとかで伝わってくる😌

ぺーやんとマイキーのシーン、ぱーちんが一生懸命長内殴るシーンもいいよね。胸が熱くなる。



相澤莉太くん (三津谷隆役)

ぺーやんにドラケンの事教えてあげるシーンも皆さん好きだと思いますが、私のツボは「総長の客に手だしてんじゃねえよ。」です。あそこで助けてくれる三津谷くんは胸きゅん。あの言い方が好き。原作に似すぎの顔面のよさに引き込まれた感も否めないけど。笑

「三津谷かっこよ。今流行ってる方なのかな?」と、初役付きとは微塵も思わず観てたからカーテンコールで驚き桃の木山椒の木。完全にこれが彼の出世作となったことでしょう。

個人的主観なのですが、初役付きの人って割とアンサンブル感・養成所の匂いが残っているように感じる事多いのですが(失礼)、全然それを感じず、三津谷として魅力的に引き込まれました。

でも、それを踏まえて観ると「あ、今噛みかけたね?」というところもあって可愛い。

公演を重ねる事にファンが「え、1の三津谷初々しい〜」っキャピキャピする程成長して、ファイナルの頃にはより成熟した三津谷を見せてもらえたらエモエモのエモやな。

そして、キャスコハウスの配信で凌くんが「莉太は、いい意味でバカだね。」「演劇バカなところが、初めて莉太を観る人達に三津谷として認めて貰えた所以だと思う。」(ニュアンス)と言ってて、凌くん無意識だと思うけど過去に別作品でyoutubeでインタビュー受けた時、「演劇バカ」ってタイトル付けられてるんですよ。凄い運命を感じて、これから莉太くんが売れていく布石に感じて仕方なかった。

あと、愛され力が凄い。ド天然という魅力に加えて真面目だからか、アフタートークのレポとか見ても観客の関心持っていってるの感じる。私も名前覚えた。黒髪の時わかんなかったから、違う髪になって分かるかは微妙だけど。笑

これは本当に余談だけど、天然で短髪でイケメンでボクシングしてて黒目が大きいから、めっちゃ上田竜也くんの若い頃に感じた。笑

キャスコハウスの莉太くんマジで目が大きくてポメラニアンだった。



書いたらスッキリ。半分くらいは現実に帰れたかな。でも、まだリベステの世界に居たくてyoutubeゲネプロの映像リピってる自分もいます。拙い文書をご覧頂きありがとうございました。またいつか、次作でお会いしましょう!!!